クロージング

日本におけるロシア文化フェスティバルの継続ー1827万人の市民が参加(2006~2019年)

「ロシア連邦国歌」

 

作曲=アレクサンドル・アレクサンドロフ

ソロ・ピアノ編曲、ピアノ=川西宏明

ナレーション=いちのへ友里

          地域的視点から日本のなかのロシアを探求してきましたが、最後に紹介したいのは2006年からスタートした「日本におけるロシア文化フェスティバル」です。これは2003年1月にプーチン大統領と小泉首相による日ロ首脳会談によって調印された「日露行動計画」に基づき、2003年の「ロシアにおける日本文化フェスティバル」の返礼として開催されたもので、ちょうど日露国交回復50周年を記念するイベントとして開催されたものです。2006年1月10日東京オペラシティコンサートホールで開かれたオープニングコンサートには、高円宮妃殿下をお迎えして、セルゲイ・ナルイシキン委員長(ロシア大統領府長官)と森喜朗委員長(元内閣総理大臣)による両国代表あいさつがおこなわれ、V・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団とチャイコフスキー国際コンクール優勝者である諏訪内晶子、上原彩子が出演しました。2006年から2019年までの14年間に累計466都道府県1179市区町村でフェスティバルが開催され、1827万9400人の市民が参加し、来日したロシア人芸術家は1万977人となりました。すぐれた文化水準を長年にわたって維持、向上させてきたロシアは、ソ連崩壊や金融危機、新型コロナウイルスなどの試練を乗り越え、再び新たな感動の芸術創造に挑んでいます。いま、地球市民にとって大切なのは、“心の豊かさ”を追求し博愛の心情を増進する文化芸術をみんなのものにすることです。音楽と芸術を力に!“感動と元気”を大勢の人々に!そして、「300年の日本のなかのロシア」が示しているように、長年両国民が培ってきた日露文化交流は永久に不滅なのです。

インターネット「日本のなかのロシア」ミュージアム

館長  イーゴリ・ロマネンコ(ロ日協会会長・モスクワ)

副館長・主事  長塚英雄(日本のなかのロシア研究会主宰)

HPアドレス http://www.yaponiya-russia.net/  

監修 = 中村喜和(一橋大学名誉教授)、ポダルコ・ピョートル(青山学院大学教授)、長縄光男(横浜国大名誉教授)、児島宏子(翻訳・通訳・エッセイスト)、 倉田有佳(ロシア極東連邦総合大学函館校教授)

制作スタッフ  佐野真澄・川西宏明・宮坂絵利佳・長塚英雄・北村れい子・荒井雅子・いちのへ友里・丸山英樹

「参照文献」

 『日本のなかのロシア』 東洋書店刊 2001年7月20日

 『続・日本なかのロシア』 同       2003年2月20日

 『続々・日本のなかのロシア』 同    2005年2月20日

 『新・日本のなかのロシア』 同      2007年2月20日

 『ドラマチック・ロシアin japan』 生活ジャーナル刊 2010年3月31日

 『ドラマチック・ロシアin japanⅡ』 生活ジャーナル刊 2012年4月10日

 『日露異色の群像30』 東洋書店刊 2014年4月1日

 『続・日露異色の群像30』 生活ジャーナル刊 2017年12月1日

 『続々・日露異色の群像30』 生活ジャーナル刊 2019年12月10日

 

 (注1)地域、建物、店舗、呼称などは変動する場合があります。又、現地訪問の際は場所、開館時間などを確認のうえお出かけください。

(注2)研究・取材は今後も継続しますが、記述の不十分な部分がある場合は修正させていただきます。又、新たな発見については随時追加させていただきます。